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法隆寺金堂 中の間本尊である釈迦三尊像光背
(国宝 飛鳥時代)にある銘文の拓本です。
造像の由来を記したもので、銘文中にある上宮法皇とは
聖徳太子のことであり、仏師の鞍作止利は
司馬鞍首止利と記されています。
拓本軸は紙表具のものが一般的ですが、裂を使い 軸端も
象牙を用いており、拓本の格調に相応しい表装です。
本紙部分、画像では実物に比べやや白味が強いです。
実物は古い拓本ですので、やや黄がかっています。
表具の裏面上部に擦れがございます。
本紙:縦37センチ 横37.5センチ
軸 :縦139センチ 横54.5センチ
合わせ箱
ありがとうございました。 |
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