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かいだ古美術 武氏祠画像石拓本  

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山東省嘉祥県の後漢時代末期この地の豪族であった武氏墓群に造られた祖先祭祀を行なう石祠堂内の武氏祠画像石拓本です。
宋代以降、黄河の氾濫のため地下に埋もれてしまいますが再び清代の乾隆51年(1786年)に金石家の黄易らがこの地を発掘し石祠堂の部材の一部が発掘され内外から注目されます。

本拓は大きく薄い料紙を真ん中あたりで接いでいます、裏打ちは施されておらず折じわがありますが大きく破れ欠損した箇所もなく良好に保存されています。
本拓と同種と思われる掲載写真と説明文の参考図書は、早稲田大学 會津八一記念博物館 2005年秋の企画展図録 「石に刻まれた漢代の世界 -武氏祠画像石拓本-」図録より引用です。
他に類似する画像石参考図書は「中国拓本資料目録 -末永雅雄先生旧蔵資料集第2集- 」奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 (社)橿原考古学協会発行 があります。

大きさ、横:143cm 縦:110cm

(図録の解説文)
第一層
龍の牽く車に乗る有翼人物とそれを先導する龍に乗る羽人の隊列とを右端に笏を持つ人物が迎えている。
第二層
左側に雲の車に乗り太鼓を叩く雷公、中央に長頸壷を抱えて雨を降らす雨師、左端にふいごのようなもので風を起こす風伯がいる。右側の双頭の龍は虹をあらわし、その下で人のうなじに槌で楔を打ち込もうとしている神は、落雷で人を殺す様子を示している。
第三層
小人を食べる怪人、両手.両足.頭にそれぞれ武器を備えた熊型の怪物、武器を振り上げた人物や熊の集団が見られる。熊型の特徴的な怪物については、天帝の使者とする説、黄金四目で熊皮を被り、戈と盾を持つ方相氏が天上世界で神族を率いて悪霊払い「おにやらい」をおこなう図とする説などがある。
第四層
虎や牛を担いだり、木を引き抜いたりする豪傑たちがあらわされているが、地上の光景ではなく天上世界の恐ろしい神々が天の門を守護するさまであるという。

☆ご売約ありがとうございました。
 


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