|
横縞文が愛らしい、志野織部の菱形向付。比較的大振りの作品で縁が大きく立ち上がっておりますので、手にした時の実在感があります。全体に釉が融けきっておらず艶が引いた感じに仕上がっておりますが、いや汚れもなく伝世古陶の落ち着きを感じさせるものです。
縁の周辺にニュウとホツレの金直しが御座いますが、しっかり止まっておりますのですぐに御活用いただけるでしょう。酒宴のお供に、菓子鉢に。もちろん鑑賞美術としても楽しめる桃山陶のひとひらです。
幅 163mm(奥行 148mm)
高 60mm
付属品:合せ箱
桃山〜江戸初期(17世紀)
◎早々の御売約ありがとうございます。
|
|