|
厚手の四方向付。ダミを効かせた額が見込の剽軽な花虫鳥を引き締めており、畳付に現れた緋色も上品です。アガリも申し分ありません。下手(げて)を装うも、隠しきれない気品が内から滲み出ているのは明王朝最期に示した景徳鎮窯のプライドなのでしょうか。
無瑕完好。焼成時の歪みがあり少しカタつきますので、気になる方はランチョンマット等で調整してください。ここでは「向付」と致しましたが、この位の大きさがあれば茶席の菓子皿としても重宝すると思います。
幅 162mm
高 33-37mm
箱なし(御希望の方には上桐箱を無料にて誂えます)
明末頃(17世紀)
◎早々の御売約ありがとうございます。
|
|