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総体に銅緑釉を掛けた、所謂“総織部”の水滴です。天面には二重線で謎のペンタゴン（五角形）とひとひらの印花が捺され、オーロラのような蒼い窯変と相俟って不思議な世界観を醸し出しております。中途伝世のため釉に若干の曇り（カセではありません）がありますが、美濃古窯の魅力が凝縮した愛すべき小品です。
天面にフリモノと釉剥け。底部にはソゲが二箇所ございますが何ら美感を損ねるものではなく、発掘品ということを鑑みてもよい状態といえるでしょう。もちろん水漏れなく水滴として実用も可能です。
幅 48×40mm
高 30mm（注ぎ口含む）
桐箱、鬼更紗仕覆附
桃山〜江戸時代初期
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125,000円
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