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花地蔵 李朝民画
「虎と兎図」
 

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李朝時代後期の李朝民画「虎と兎図」です。

虎が兎を捕らえようとしている瞬間が、表情豊かに生き生きと描かれています。
動的でダイナミックな画ですが、民画ならではの大らかな表現です。
眺めていると、思わず笑みを浮かべてしまいます。
長く親しんで頂ける画だと思います。

李朝民画は、李朝時代後期に庶民の実用的な民俗絵画として描かれました。結婚や還暦などの儀礼、装飾、魔よけ、開運などの実用的な目的のために、屏風や掛軸にしたり、壁に貼ったりして用いられたようです。

表現は稚拙ではあるが、滑稽味があり、素朴で大胆なところが、独特の味わいを出しているものが多いです。宮廷付属の図画署の画家や両班の文人が描いた芸術的鑑賞の対象である正統絵画とは異なり、一般的に李朝民画には画家の署名や落款はなく、いつ誰が描いたのかは分かりません。

民画という言葉は、民芸運動の創始者である日本人の柳宗悦が、日本の大津絵などの民俗絵画を指して使い始めたものです。柳は、日本統治時代の朝鮮でも美術品を収集研究し、李朝民画の収集研究も始めました。柳によって、それまでは収集研究の対象とは考えられていなかった李朝民画が、注目され収集研究の対象となりました。

朝鮮民画の種類は多く、大きく分ければ、道教系、仏教系、儒教系、装飾系に分けられますが、虎の絵は、李朝民画の最も代表的なものです。

画に経年のヤケや染み等がありますが、それも民画の味わいと考えられます。民画としては状態は良いと思います。

※額からアクリル板を外して撮影しています。お送りする際にはアクリル板を装着して送ります。

額の大きさ 縦625mm×横475mm×厚さ27mm
画の大きさ 縦500mm×横330mm

ご売約ありがとうございます。
 


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