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愛らしい金銅製の蝶番です。元来は調度品に取り付けられていた厚い作行の金具で、力強さと柔らかさが同居した素晴らしい残欠(古代金石)です。心棒と軸受が一部破損しており蝶番としての役割は終えておりますが、芸術性は何ら損なわれることなく、また品位高く誂えられた縞黒檀製の装飾板によりモダンに飾っていただけます。
千有余年を経た金具で心棒の破損はあるものの、鍍金がよく遺りよい状態を保っております。書付等はありませんが、奈良国立博物館の学芸部長であられた河田貞氏の旧蔵品です。
金具幅 65mm
展示板 97 × 72mm
箱なし
唐時代
◎早々の御売約ありがとうございます。
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