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形物香合番付の西二段目、古染付兜巾香合を写した阿蘭陀香合です。南蛮交易の時代、たまたま兜巾香合を目にした紅毛人によって伝播したのか、日本人が注文したのかは不明ですが、形物香合を写した例は極めて珍しいことと思います。本歌も素晴らしいデザインですが、色絵で表現した茄子がたまらなくポップです。
無疵完好。アガリも抜群で愛蔵に価する香合と思います。3列目の写真に藤田美術館蔵の兜巾香合の図像を挿入しましたので御参照ください。
幅 37×40mm
高 45mm
桐箱、鬼更紗包布、風呂敷附
18世紀
◎早々の御売約ありがとうございます。
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