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風招 金銀錯(象嵌)
帯鉤
 

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☆ 明けましておめでとうございます! 
2016年が皆さまに取って良き年になりますよう
そして本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

本年最初は、春秋戦国~漢代にかけての革ベルトを留めるためのバックル=帯鉤です。秦始皇帝陵の兵馬俑にも帯鉤を装着した俑があります。
本品は青銅製で、龍の姿を象ったボディに、金銀錯(=象嵌)で龍文を表した、定番のデザインと云える帯鉤。主に銀中心の線象嵌で構成されており、銀が黒ずんだ状態のままなので一見 地味に見えますが、龍の顔も良く残り、元の作行きを良く伝える遺品として貴重です。(お好みですが、クリーニングすればもっとメリハリが出ます。)
また僅かながらも金象嵌があることも嬉しく、高評価になります。

中国の金工や鑑賞美術に興味はあるけれど、真贋が難しい、鑑賞のポイントが分からない等の理由からなかなか踏み込めない…と云う方は意外といらっしゃるようです。本品はそんな方には正に打ってつけなのではないでしょうか。なぜなら…
① 帯鉤は比較的 数があり、本品はスタンダードなだけに他との比較がし易いこと。
② 表面の研磨された部分と裏面や折り曲げた首の内側などサビが入り込んだ部分が混在し、また金銀象嵌が剥落した若干の箇所は象嵌がどのように施されているかを教えてくれる等、状態が程よく完璧でない事でかえって多くの情報を提供してくれる。
③ 象嵌金工品の場合、アト象嵌が結構多いので特にルーペで仔細に観察する必要がありますが、本品は修理の手が入っていないので、とにかく素直に観やすいこと。
④作が小振りなため、お手頃な価格帯でご提供できること。
等々、初めての象嵌金工としての条件を備えていると思われます。

◆ 長さ:12,2cm。戦国時代。用心箱が付きます。台は別途誂えることもできます。

美術品は状態が良いに越したことはない訳ですが、あまりに状態が良すぎれば、真贋が心配になるもの。それはそれで もちろん大切なのですが、現実には非常に良くオリジナルの状態を保っている出土品なども美術館・博物館にはままありますし、民間にもそう多くはなくてもあるものです。当店にも他に、作行きがとても良く 状態もほぼパーフェクトな金銀錯帯鉤もございます。ご興味を持たれた方はぜひ一度そちらも実物をご覧頂けましたら幸いです。

消費税、送料込み。
 


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