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竹を模した古越前の筒花生です。越前といえば鉄漿(おはぐろ)壺が花生として喜ばれますが、本品は最初から花器として製作されたもの。他の道具からの転用ではないところがポイントです。轆轤の巧さが際立つ造形感覚、妙なる自然釉の景色。繊細な花から比較的大きな枝まで受け入れるだけのポテンシャルがありますので、折々に花木を投げ入れてお楽しみ下さい。
高台にソゲやホツレがありますが、清潔感がありコンディションは良好です(水漏れもありません)。購入当初「掛花としても使えるな」と思ったのですが、どうしても孔を開ける事ができませんでした。掛花にするか否かは、お客様に委ねます。
高 155mm
径 110 – 115mm
合わせ箱、風呂敷付
桃山〜江戸前期
◎早々の御約定ありがとうございます。 |
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