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一見、朱の色などから台湾あたりの南方ものかと思いましたが、聞いてみると九州大隅半島の南端、田代、というところの民具なのだとか。
調べてみるとたしかにこの地は竹細工が盛んな土地だったそうです。
簡素な姿ながらも、把手のつくりなどは琉球の湯庫とも近しい構造。
南の血脈を感じます。
明るい赤は、庶民のささやかな酒宴をさぞ引き立てたことでしょう。
大正～戦前くらいのものでしょうか、「もう少し古いところを」、と思いがちですが、民具の消え行くスピードは想像以上です。
大きさ 高さ20センチ 胴径9.5×10.5センチ
注口脇に割れ、蓋栓欠。
税・送料込 |
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12,500円
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