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花地蔵 平安仏
地蔵菩薩像
 

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平安時代の地蔵菩薩像です。
平安前期の様式を残し、後期の特徴も見える中期の作と思われます。
檜材を用いた一木造りです。像の軽量化と、木の干割れ(ひわれ)を防ぐための「内刳り(うちぐり)」が施されています。
長い年月で、木が乾燥し木目が際立ち、美しい木目の流れが見てとれます。平安の木彫仏の木味が堪能できます。
仏像全般でも「顔立ちの美しい像」を選ぼうとすると、その数は少ないのですが、平安仏で「美しい顔立ち」となれば、やはり出会える機会もかなり少なくなります。
ほのかに微笑みをたたえた表情、品格のある顔立ち、像全体に静かな気品が漂う魅力的な仏像です。
美しい像とともに「古(いにしえ)の時代に想いを馳せ、ひとときを楽しみたい。」
そんな気持ちに充分応えてくれる像です。

■地蔵菩薩 (じぞうぼさつ)は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。
サンスクリット語ではクシティ・ガルバ [kSiti gharbha]と言う。クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、意訳して「地蔵」としている。また持地、妙憧、無辺心とも訳される。種子(種字)はカ (ha)。
大地が全ての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々をその無限の大慈悲の心で包み込み、救う所から名付けられたとされる。菩薩の居所は空居天である兜率天とされるが、地蔵菩薩は地居天である忉利天に在って釈迦仏の付属を受け、毎朝禅定に入りて衆生の機根(性格や教えを聞ける器)を感じ、釈迦の入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う菩薩であるとされる。元々は虚空蔵菩薩の虚空蔵と地蔵は対になっていたと思われる。しかし今では地蔵菩薩の独自の信仰もあり、対で祀られる事はほぼ無い。

像容は、一般には剃髪した声聞・比丘形(僧侶の姿)で白毫があり、袈裟を身にまとう。装身具は身に着けないか、着けていても瓔珞(ネックレス)程度。左手に如意宝珠、右手に錫杖を持つ形、または左手に如意宝珠を持ち、右手は与願印(掌をこちらに向け、下へ垂らす)の印相をとる像が多い。(この場合、伝統的に彫像であることが多く画像はまれである。)

日本においては、浄土信仰が普及した平安時代以降、極楽浄土に往生の叶わない衆生は、必ず地獄へ堕ちるものという信仰が強まり、地蔵に対して、地獄における責め苦からの救済を欣求するようになった。また、日本における民間信仰では道祖神としての性格を持つと共に、「子供の守り神」として信じられており、よく子供が喜ぶお菓子が供えられている。一般的に、親しみを込めて「お地蔵さん」、「お地蔵様」と呼ばれる。

台を含めた像の高さ520mm×幅125mm奥行125mm

御売約ありがとうございます。
 


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