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高さ12.8㎝ 胴径7.4㎝ 約200~250年前
湧田焼、もしくは壺屋焼と思われる徳利です。
湧田焼とは現在の那覇市泉崎から壺川あたりまで広がっていたと推定される地域で作られたもので、1616年に薩摩から招聘した朝鮮人陶工、一六・一官・三官が製陶指導をしたといわれています。
瓦などの瓦質土器、壺・甕・擂鉢などの焼締陶器、また鉄釉や灰釉等を掛けた碗や瓶などを生産していました。
1682年に知花窯・宝口窯・湧田窯を統合して壺屋窯が開窯されましたが、統合後もそれぞれの窯での操業が続いていたと考えられており、湧田焼と壺屋焼の厳密な分類は難しいのが現状です。
本品は、明るい色の灰釉に、躍動感のある飴釉の流し掛けが美しい優品です。
高台の削りからも、丁寧に作られたことがわかります。
小ぶりでかわいらしい無傷の完品です。
約120CC入ります。
箱有。
値段:75,000円(送料税込です)
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