|
発掘伝世の三島唐津の茶碗です。時代の波に揉まれ箱は失われておりますが、柚肌の釉にはカセもなく清潔さと品は失われておりません。歪みも嫌味でなく、沓型のような感じで却って茶味のあるフォルムとなっています。見込は広く掌にやさしくフィットしますので、お茶を美味しくいただけると思います。共継は上手な燻し銀の直しが施され、響きは堅牢ですのでご使用に際し不安はありません。
土味や線状の書き込みから、武雄南部系の大草野窯ではないかと推測します。
口径 98 - 139mm
高さ 74 - 78mm
箱なし
江戸初〜中期
早々の御売約ありがとうございます。 |
|