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千基ほどの窯跡が発見されている猿投古窯、600年もの歴史がありますので全容を把握するのはまだ時間がかかりそうです。この三叉トチは灰釉陶の窯道具ですので、平安中期のものでしょう。近年は窯跡発掘が全面的に禁止されておりますので五個揃っての入手は時間のかかることであり、そして将来はますます貴重になっていくものと思います。
やり過ぎかと思いましたが、柾の杉で落し戸の箱を誂えました。箸置きに見立てるもよし、掌で弄びながら平安に想いを馳せてもよし。手にする毎、愛着の湧く遺物です。団欒に平安の風を取り入れてみられては如何でしょうか。
横幅 25 - 55mm(大きさはまちまちです)
高さ 15 - 28mm
杉箱付
平安時代中期
早々の御売約ありがとうございます。 |
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