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かいだ古美術 武氏祠画像石拓本  

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この拓本は参考画像に掲載の永青文庫所蔵の王陵母画像石(重美)より戦前に採拓されたと思われる希少な拓本です。端裏書(はうらがき)では住友家所蔵とありその関係者でしょうか大正末から昭和の初頭にかけ京都大学の内藤湖南博士に鑑定を依頼し寄託中助手の島田貞彦君の好意により水野精一君立会いの上自ら手拓せしもの等々‥、と書かれ当時の様子を窺える貴重な古拓と言えるものだと思います。二枚に連結されていますので簡単な紙表具でもされお愉しみ頂きたいと考えます。
説明参考画像は歌人で書家でもあった早稲田大学美術史家の會津八一が収集した拓本資料「石に刻まれた 漢代の世界 ・武氏祠画像石拓本・ 」早稲田大学會津八一記念博物館 2005年秋の企画展図録です。
連結状態での料紙寸法は、縦91cm、横97cm、となります。

武氏祠画像石は山東省嘉祥県の後漢時代末期この地の豪族であった武氏墓群に造られた祖先祭祀を行なう石祠堂の画像石です。宋代以降、黄河の氾濫のため地下に埋もれてしまいますが再び清代の乾隆51年(1786年)に金石家の黄易らがこの地を発掘し祠堂の部材の一部が発掘されます。その後、世界の美術史においても高い評価を得て内外の専門家や学者から大いに注目され日本では関野貞、そしてフランス、アメリカなど其々調査に訪れ調査し見解を示すと伝えられています。

他に類似する参考図書、漢代画像石拓本は「中国拓本資料目録-末永雅雄先生旧蔵資料集第2集-」奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 (社)橿原考古学協会発行があります。
他は京都大学人文科学研究所所蔵の石刻拓本資料はウェブサイトで公開されていますのでご覧いただけると思います。

★御売約いただきありがとうございました。
 


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