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渡邊美術店 泥絵近江八景膳所城矢橋帰帆  

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泥絵といえば、ベロ藍とよばれる青色顔料の空、強い遠近法が
印象的な江戸の泥絵がまず思い浮かびます。

出品の泥絵は、明治頃まで描かれた江戸の泥絵に対して、
早くに姿を消した上方の泥絵です。
近江八景の一つ、矢橋の帰帆を描いたものです。
他の江戸、上方の泥絵と比べても、美しい、
泥絵らしからぬ泥絵です。

泥絵の画題として、日本各地の風景風俗が描かれました。
実際に市場で見かけるものは、大名屋敷など江戸の景を
描いたものが多く、江戸以外では関東周辺を描いたものが、
間々見られるものの、関西以西を描いたものが出てくることは
滅多になく、希少なものです。
また、土産絵としての楽しさだけでなく、絵画としての
魅力を持つ泥絵は、圧倒的に少ないといえます。
泥絵の性質上、傷みがあります。
額にも傷みがあります。

大阪の古美術商、石苔堂先代、瀬良陽介氏の旧蔵品です。
古美術に関する書物、著名コレクターの回顧談等で
お名前をご存知の方も多いと思います。
古伊万里染付図譜、盆百選などを出版された、
戦後の古美術の流れをつくられた方のお一人だと思います。

参考画像は、骨董情報誌「小さな蕾」2000年6月号に
氏の泥絵コレクションが特集された時のものです。
今回出品の2点は、特に大きく掲載されています。
2000年6月号と、続編として特集された2001年11月号を
添えてお届けします。

本紙:縦30.5センチ 横45.5センチ
額:縦50.5センチ 横65.5センチ

ありがとうございました。 
 


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