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見立ての高麗茶碗の中にあって、高台が高く、胴部がいったいにゆったりと張った碗形の一群は、「呉器」と分類されております。
またその中でも、「大徳寺・一文字・紅葉・錐・番匠・尼・遊撃・絵」等々、数種にわたる。
本碗は「番匠五器」に該当するもので、あたかも番匠(大工)が使用する木椀に似ているので、そのように称されたと云われております。
小振りに締まった木椀形で、総体に掛けられた黄味をおびた朽葉色の釉薬は滑らかに良く溶けて、外側には轆轤目が細くめぐっております。
また、この手の頂点に君臨する茶碗の画像を添付致しました(最後の画像)。
その素直な形は、掌に収まりよく、茶映りも申し分ありません。
この手の高麗茶碗にしばしば見かける特徴ですが、いつの時代かに高台調整の為か擦られております。
数多の雑器の中から選びに選び抜かれ、伝世した高麗茶碗の佳碗です。
金直し一箇所。
口径 12.7cm
高さ 8cm
朝鮮時代前期(16c)/箱付
参照画像・・・「高麗茶碗 第四巻」中央公論社 P73
税・送料込
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150,000円
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