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朝鮮時代の後期に祭器として生まれた白磁。本当は真っ白(というか後期白磁の最上の上がりはむしろ青いガリガリ君ソーダみたいな色味ですがね)に上がったものが好まれたんでしょうが、こんな風に貫入に染みが入ったアイヴォリーホワイトの玉子手茶碗のような膚もまた別の魅力がありますね。
碗成りの器形に、祖霊に捧げるためのかなり高い高台、その側面は大胆にヘラ削りの面取になっています。
この面取りの勢いが余って碗の部分にも走ってしまっていますが、そんなことはおかまいなし、気持ちのいいほど元気ですね。面のエッジもスパッと切っていく音が聞こえるようです。
釉の溜まりが碧い部分もあって、磁器でありながら高麗茶碗の範疇に入れてやりたくなるような温雅な佇まいです。抹茶の緑も映えるんじゃないでしょうか。
入れ物も檜や杉のような曲げ物を流用して仕立てています。なんともこれもまたいい風情。
ニュウがいくつか口縁から入っていますが、これもまた魅力の一つに昇華されていて、まったく欠点とは思えませんね。
貫入が見せてくれる表情をぜひお手許でお愉しみください。
口径13.7~14.0 高さ9.2~9.4センチ
朝鮮時代後期
曲げ物に収められています。更紗紋様の包み布、木綿の風呂敷が添っています。
口縁からニュウがいくつか入っています。お使いいただくのにはまったく支障はありません。
画像に出てくる敷板は付属しませんのでご了承ください。
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65,000円
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