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愛染明王は一面三目六臂(六本の腕)の憤怒相で全身が真紅の仏。
仏教において慎むべきものとされる愛欲や煩悩だが、密教に於いてはそれらもまた仏の境地であり、それを悟りのステージへと昇華させる尊格が愛染明王とされる。
また一方で愛染は『軍神』として武士から篤く尊崇を集める側面も持っており、戦国武将が護身や必勝を祈願して、兜の中や懐に忍ばせて戦場へと馳せ参じた小さな仏像が『兜仏』。
一般に『懐中仏』は木彫香合の内面に愛染を彫り込んだモノが数多く作られたが、『兜仏』は武士がそれを携えて参戦する事から銅造であり、現存する個体はかなり稀少。
わずか 4,1cm の小像ながら獅子冠をも表現された精作であり、黒々とした銅味も嬉しい、鎌倉を降らぬ優品である。
とまぁなんだかカタイ文章になっちゃいましたが、要はご覧の通りメッチャ可愛いのであります!
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