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絹本 着色
105×47㎝ / 208×63㎝
司馬江漢は江戸後期に活躍した画家です。当時まだ珍しかった西洋画の技法を取り入れ、日本画、洋風画、油彩画など、古今東西の多様な表現に挑戦しました。
旺盛な好奇心からうまれる表現と、極めて写実的な画風の対比が大きな魅力です。
本作では、水甕に落ちた子どもの命を救うため、貴重な甕を割る教訓的な画題が描かれています。子どもの姿は実に繊細な筆致で描かれ、宋紫石に学んだ緻密な写生法を感じさせます。巨大な甕が異様な存在感を放つことで写実と物語性を大胆に融合させた、司馬江漢らしい独創性に満ちた挑戦的な作品です。
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