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中国は南部の福建省、漳州窯で焼かれた呉須手のなかで青呉須と呼ばれるエメラルドグリーンの釉薬のみで仕上げたもの、全体の中ではやや少なく珍重されるものじゃないでしょうか。
大皿では凝った絵柄が多いものですが、こちらは七寸サイズでより食器として身近に使いやすいものなので幾分簡素な絵付けかもしれません。
中央には橋の欄干か、あるいは楼閣の一部かに佇む文人のような人物、その上には詩文が書き付けられています。周縁には扇や法螺貝のようなもの、あるいは菱形や雲形の表現、これらは吉祥の意味が込められているのだと思われます。
かなり余白が利いていて食材を盛ったときに完成するよう考えられているようですね。
裏面はシンプルな白磁素地、ゆらゆらとろとろの質感がいかにも呉須の膚らしく生き生きとしています。砂目の高台の内側は釉薬を拭き取って上にまた流れてと野性味あふれるもので、こちらもいかにもな景色です。
参考画像はミホミュージアムやその他の美術館で開催された「青山二郎の眼」展の図録から。まず中国古陶磁をお手本として勉強するべしと唱えた青山ですから名品の中国陶磁が並んでいますが、こんな民衆のためのうつわにもちゃんと注目していたわけですね。もっともこれは日本の茶人数寄者全体がそうしていたので不思議ではありませんが、彼の独特の審美眼で選ばれたものたちはやはり他とは違うピリッとした印象がありますね。かなり上手?の青呉須が例として載っていますが、こちらは鑑賞美術の世界に入ってくるので、この七寸皿のように気軽に愉しむのとはまた違う世界でしょうけれど、魅力のエッセンスは通底するものと思います。
ぽったりとした厚みのあるこれはまさに中国的くらわんかじゃないでしょうか。日々の暮らしの中で使って愉しんでいただきたい一品です。
直径20.8~20.9 高さ3.7~3.9センチ
明時代末期頃
桐箱に収められています。
口縁部に削げを金繕いしたところが2か所ありました。ニュウはありません。
画像に出てくる敷板は付属しませんのでご了承ください。 |
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45,000円
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