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花地蔵 金銅仏・千手観音菩薩立像  

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鎌倉時代の写実的で力強い気風を色濃く残す、南北朝時代から室町時代前期にかけての極めて端正な金銅仏千手観音菩薩立像です。
慈悲深い眼差し、静かに結ばれた口元、気品溢れる尊顔は、この時代の優品ならではの風格を湛えています。
わずかに笑みを浮かべた魅惑的な表情は心を捉え、時を忘れて見つめていたくなる力があります。
古銅特有の深みのある質感と自然な緑青が現れ、中世金銅仏ならではの落ち着いた風合いをよく示しています。
また、所々に鍍金が残り、往時の荘厳を偲ばせています。
中世の小型金銅仏では、本体とは別鋳の腕を背面に取り付ける構造がしばしば見られます。
本像もその一例で、背面には千手観音の象徴である多臂を固定していた当時の枘(ほぞ)と接合跡が残されています。その造形の力強さは、時代を雄弁に物語っています。
長年の使用と保存の過程で脇手(多腕)は失われていますが、かえって本体の造形が際立ち、穏やかな面相や体躯の美しさをより明瞭に観察することができます。
身体のラインに沿って流れる衣文には、形式化が進む以前の時代特有の自然な写実性が残り、像全体に優雅なシルエットを生み出しています。
その美しさを見ていると、脇手の欠損は気にならず、現在の姿が本来の姿だったようにさえ感じらます。
このような小型の金銅仏は、中世において個人の念持仏として制作されたものと考えられます。
静かな祈りの対象として長く守られてきた仏像であったことが想像され、時代を経た金銅仏ならではの趣を今に伝えています。
専用の落とし込み桐箱(紫布張り)に納められており、伝来の良さを感じさせます。
小像ながら存在感を放つ、気品に満ちた美しい姿の金銅仏です。

金銅仏の大きさ 高さ125mm×幅31mm×奥行29mm
台座も含めた大きさ 高さ135mm×幅40mm×奥行36mm

ご売約ありがとうございます。
 


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