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布薩盥とは寺院に於いて定期的に行われる布薩会(ふさつえ)という儀式に使用されるもの、水瓶や浄瓶から注がれる清めるための水を受ける盥です。
多くは水に晒されるものなので傷みやすく、残っているものもほとんどが塗り直されたものですね。もちろんその損傷が大きければ新しいものに替わっていくわけですから残りにくいものではあります。
おそらくは古い時代の不純物の多い暗い色調の朱で仕上げてあったかと思いますが、補修が明るい色の丹生を使用していて新旧の赤が綯い交ぜになり見事な抽象絵画的な景色を生み出しています。
材は桐を使っているようで比較的軽いもの、取り回すことを考えれば理に適ったチョイスでしょう。
脚部の装飾は幾分簡素になっていてシンプルですが、面取りされた獣脚は信仰の道具としての荘厳さの片鱗は窺えます。
多くの僧侶や客のための饗膳具、つまり椀や椿皿、折敷などはかなりの数が必要なことから今でもよく目にすることがありますが、こうしたセレモニーのための道具はやはり稀少なもの、まして修復があるとは云えこうして鑑賞に堪えうる
形として出てくるものは有難い存在です。
今はおとしを用いての花器などお使いいただいても、またそのまま床飾りとして置いても存在感のある一品です。
口径33.0~33.2 高さ16.3センチ
桃山~江戸時代頃 獣脚の装飾の簡素化と直線的な造形、桐材の仕様などから室町より後のものと判断しています。
全体に擦れ、打痕、剥落などがあり、また各部分に時代の漆補修が見られます。水に多く晒される道具としてはこれは避けられない状態ですが、塗物は補修しながら使用するものですのでこれも自然なこととも云えましょうか。
画像に出てくる敷板は付属しませんのでご了承ください。
参考画像 2013年 株式会社眼の目発行 ミホミュージアム編集 秋季特別展「朱漆 根来 中世に咲いた華」図録より
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150,000円
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