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半蔵門ギャラリー 唐草文軒平瓦  

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欠けていても、割れていても、古い瓦には古瓦特有の存在感、経年変化のみが見せる魅力があります。
ご紹介するのは、奈良時代の軒平瓦です。

その量感から来る存在感、流水のように躍動する唐草模様の美しさ、そして、経年の風雨が育てた柔らかさ、温かみ、ほんとうに美しい古瓦です。

少し細かく見ていくと、
・凹面上の布目は、木製の桶型に巻いて造る際、木型にかぶせ、粘土の付着を防いだ布袋の痕であり、この布は糸目数により、細布と荒布の二種があり、時代判定の一助になります。本瓦は、荒布が使用されており、これは奈良平安時代に使用されることが通例でした。
・側面の、前から後への下面のラインが、段が有るものから、本瓦のような段がないものへと移行するのは、奈良時代から平安時代前期にかけての特徴です。
これらのことからも本瓦は奈良時代の終わりから平安前期にかけての特徴を持つものです。

また、内区の唐草紋様、外区の連珠紋の大きさ、間隔、内区と外区の境界線などから、
『奈良国立博物館蔵品図版目録』所載、奈良時代の「奈良博構内出土品」瓦と同笵の可能性が高いと考えます。

時代のある美しい軒平瓦です。古瓦は初めて、という方にもお勧めいたします。

残幅:18cm 高さ:9.5cm 奥行:18.5cm



画像左一番上:ライトを当て撮影
画像中央:布目痕と側面のなだらかなライン
画像中央下:参考画像との比較
画像右上:自然光で撮影
画像右中と下:実際に置いた感じです。




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ただ今、店舗移転準備中につきご来店いただけません。
また発送などお時間をいただく場合もあるかと存じます。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
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価格は税・送料込みです。
35,000円


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