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小林古径「翡翠」
紙本 着色 共箱
38×52㎝/143×67㎝
艶やかな深緑色の宝石、翡翠。
その名前は、「飛ぶ宝石」とも呼ばれるカワセミの美しさに由来しているといわれており、本作でも非常に眼を惹く美麗な彩色で描かれています。
小林古径は大正から昭和にかけて活躍した画家で、日本の伝統絵画とともに西洋画の研究も行い、新古典主義と呼ばれる画風を確立しました。
本作は、近代的な感覚によって構成された画面に、古径が徹底的に追求した琳派の装飾性と意匠性、たらし込みの技法が効果的に生かされており、まさに古径芸術を象徴するような作品です。
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