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風招 平野遼
『街』
 

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◆ 平野遼(本名:平野明)
1927(S.2) - 1992(H.4) 65歳

大分県生まれだが、すぐに北九州市に転居。
1940年 徴兵令により若松造船所で働く。
45年 終戦・除隊後、住居を転々としつつ米軍のポスターを描き、似顔絵描きをする。
49年上京、第13回新制作展にて自己で編み出した技法による蝋画『やまびこ』が初入選。
50年秋、北九州に戻るが、51年再び上京。第15回自由美術家協会展に油彩画『詩人』を出品。
59年自由美術家協会会員に推挙される。
62年安井賞候補新人展に出品。
64年自由美術家協会を退会。森芳雄氏、大野五郎氏らと主体美術協会を結成し、創立会員となる。
74年初のヨーロッパ旅行を経験する。
75年主体美術協会を退会する。
87年北九州市立美術館にて「平野遼の世界展」を開催。西日本文化賞を受賞。
92年Xmasイヴに心不全のために他界。享年65歳
(以上『やわらかな視線 平野遼書簡集』より抜粋させて頂きました。)

◇『街』 F10号(53 × 46cm)

平野を観ると、そのタッチやマチエールから一つ違いの鴨居玲を思ってしまう事がよくあります。絵の好きな方ならちょっとだけ分かってもらえるかも…と思いますが如何でしょう?
ステレオタイプな分け方はしたくありませんが、鴨居が(心の)闇を描くのに対し、平野はよく言われる様に「光」を描く画家という風に感じています。

さて本作は、いつも人間を描いて来た平野にしては珍しく、ひと気のない一軒の建物だけを真ん中に一きわ大きく描いた風景。…なのにタイトルはなぜか『街』!
画面の大部分を占める建物に対し、まわりを囲む僅かな空の碧さが儚く、シンプルな構図も相まって、平野の絵の中でも『美しさ』が際立つ出来となっています。そしてその明るい色調がなぜか胸に滲み入ってきて、この作品を忘れ難いものにしているのです。


◎ 恐れ入りますが、お値段等お問い合わせは、090-4450-8127までお電話にてお願いいたします。
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◉ ご売約となりました。 ありがとうございました。
 


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