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インドネシアのスンバ島で作られたイカットです。こちらは男性用の腰巻及び肩掛けとして製作されました。
イカットとは、東南アジアで伝統的に作られた絣織の布を指します。織物の宝庫であるインドネシアにおいて、一枚の織物の中に、まるで絵画のように様々な文様(モチーフ)が躍動するスンバ島イカットは、世界的にも稀有な存在です。時代的には1900年代に製作されたものと思われますが、象や龍など、精霊・祖霊の信仰に基づいた動物が大胆に描かれております。また、腰機でこれ程の大きな絣布(イカット)を一枚布として織り上げることは困難なため、同柄の2枚のパーツが真ん中で継ぎ合わせられているのも特徴のひとつです。
この時代の古布としては、状態は良いと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
サイズ:巾115㎝ほど 長さ247㎝ほど
送料・税込みです。 |
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