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江戸後期、文政年間から明治4年(1818~1872年)の鍋島藩窯終了頃まで作られた後期鍋島です。
口径:約20.8cm 高さ:約5.8cm 底径:約10.5cm
オーソドックスな後期鍋島の一つです。
後期ながら鍋島らしい木杯型をしており、高さと深さを兼ね備えた威風堂々とした佇まいです。
見込みには大輪の芙蓉の花と、太胡石のような岩。
裏面は七宝結文、高台は櫛高台が描かれております。
呉須の発色も良好です。
鑑賞でも普段遣いでも活躍してくれるかと思います。
下記の通り、資料にも掲載されております。
『田原コレクション受贈作品 色鍋島・藍鍋島』(大阪市立美術館)P45のNo.94や、
小木一良『制作年代を考察出来る鍋島 盛期から終盤まで』(創樹社美術出版)のP92に同手品が掲載されています。
完品になります。
見込み部にややフリモノが見られますが、景色の邪魔にはならないかと思います。ご確認・ご了承の上ご購入下さい。
在庫は計4客あります。後日企画店に出品予定。 |
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