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江戸中期、1690~1730年代の伊万里です。
口径(D):約10.2cm 高さ(H):約6.3cm 底径(BR):約4.3cm
※(A)の寸法
元禄・享保期の伊万里です。
時代は古伊万里の海外輸出が盛んに行われ、資金的にも時世の流れも乗りに乗っている頃です。
本品を見てみましょう。
一目見ても菊の花を思わせる器形は、当時の陶工の技が光ります。
縁も鋭く、見応えもあるのですが、おかげで欠けることが多いのがなんとも悩ましいです。
『柴田コレクション7』No.514に同手品が掲載されております。
鑑賞でも、普段遣いにもご活躍いただけるかと思います。
料理を盛り付けて、雅趣のあるひと時をお楽しみいただくのも良いかと思います。
(注):縁部に極小のノミキンが数か所と金修理ございます。ノミキンは殆ど写真にも写りらないほど小さいです。ご了承の上、ご購入下さい。金修理の状態は拡大して撮影しております。 |
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