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以前からとにかく買ってみたかった家型埴輪。器材埴輪の中でも特に数が少ないものの様でやっと!売り物に出逢いました。
埴輪ですから当然いくつにも割れており、足りない部分は彩色した石膏で補ってはありますが、かなりの部分がオリジナルのパーツの様で、ざっくりですが9割近く残っている感じです。埴輪は、現地の博物館・資料館などでもほとんどが想像の産物?という程ナオシが大部分を占める様な個体も結構見られ、これだけ残存部分の多い家型はなかなかないのではないでしょうか。
また出土地がハッキリしている事も嬉しいポイント。この貼り札は紙のヤツレ具合や文字から充分に信用に足るものと思います。「埼玉県児玉郡神川村 (神川町)」は秩父の北方、群馬との県境の山中、いくつかの古墳があった土地。昭和三年の出土。
最後の画像は片方の窓から中を覗いたところ、内壁の白い部分は石膏が付着したもの。
◆ W 34cm × D 25cm × H 50cm。
☆ ご売約となりました。ありがとうございました。 |
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