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<火宅喩>を書写した妙法蓮華經謦喩品第三の断巻(三行)です。ごく細かい銀の砂子を用いた料紙に、五輪塔の空・風・火輪の部分を界線の上部、下部には蓮台を押捺されており、装飾經の一と考えます。
謦説周正説段 如来答説より<別謦>
汝等於此(火宅。宜速出来。随汝所欲。皆当与汝。爾時諸子。聞父諸説。珍玩之物。心各勇鋭。互相推排。競共馳走。争出火宅。
是時長者。見)諸子等。
訳:
汝等此の火宅より宜しく速かに出て来るべし。汝が所欲に随って皆当に汝を与うべし。爾の時に諸子、父の所説の珍玩の物に聞くに、其の願に適えるが故に心各勇鋭して互に相推排し、競うて共に馳走し争うて火宅を出ず。
是の時に長者、〜
繊細な料紙を用いているものの、角張った無骨な字体や五輪塔の部分を手描きではなく判を用いている点等から、書写年代は13世紀後半から14世紀前半と考えます。発願場所や伝来は不明ながら、不思議な魅力を放つ經切です。
軸長 1160mm
本紙 285 × 75mm
次第:桐共箱(表書「塔印經 鎌倉時代」)
鎌倉時代(13〜14世紀)
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☎ 0742-25-2566
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300,000円
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