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古童 大洞式 縄文 碗形土器  

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縄文時代と一般的に云って皆さんがイメージするのはいわゆる火炎土器でしょうか。マニアックに云うと馬高・三十稲場遺跡の様式ということになりますが。これは新潟の長岡市を中心とする地域のもので、時代は縄文中期のものですね。

さてそんな花開く縄文文化時代のまったく別タイプの文化圏が東北地方、特に北東北の青森の八戸市を中心とした地域で縄文時代の晩期に異なった花を咲かせるわけです。是川遺跡などが著名でありますが、一般的には亀ヶ岡式なんて名称の方が通りがいい。これも学術的には大洞式という名称で分類されています。

こちらも縄文晩期の大洞式の碗形土器です。表面はキレイに磨ってなるべくフラットにするようにしたもの、こってりとした装飾はないものの、とても素直で優しい表情の土器と思います。

口縁下と裾の部分の沈線文様がわずかな装飾として施されています。炭化して黒く光るところ、赤みがさして温かい表情を見せるところ、主張しすぎない土器は花を呼ぶでしょうね。

ですから欠損もあえてこのままでいいんじゃないでしょうか。

考古としては入門編に当たるものとは思いますが、それもまた門戸が広がることにつながれば大いにご紹介する義務が我々にはあると思っています。

美しいものにハマる、それのきっかけはなんでもいいと思いますし、これがその一歩になったと仰ってくださる方が現われればとても嬉しく思います。

口径12.0~13.0センチ 高さ7.9センチ

縄文時代晩期 伝北東北出土

画像でご覧頂ける通り口縁に欠損と削げがあります。補修などはありません。

御売約ありがとうございます。
 


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