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東大寺の瓦の拓本が貼られた団扇3枚組です。
共箱に入っており、中に入っていた解説を要約すると、
東大寺へのお布施や寄付をしてくれた方に、天平・鎌倉時代の古瓦を拓影したもの(拓本)を貼った手作りの団扇を配ったものだと思われます。
昭和丙辰(51年)孟月(陰暦1,4,7,10月のいずれか)と書いてあります。箱の表に「炎暑敬問」と書かれている事から7月なのでしょうか。炎暑敬問・・なんだかいい言葉ですね。
3枚の団扇に貼られているのは、鐙瓦と平瓦と梵字の鐙瓦。
中心をずらして貼ってあるあたり、余白とのバランスを考えられた良い構図になっていると思います。
拓も見事にはっきりと取られております。例えば平瓦の唐草の部分の凸部分が盛り上がっており、陽刻のような仕上がりとなっております。
それぞれ三枚とも裏に東大寺の朱印が押してあります。
飛鳥白鳳時代の瓦の資料は沢山あるのですが、天平~鎌倉時代の瓦の資料が手元に少なく、平瓦の資料だけ見つかりました。
暑くなって参りました。この団扇で涼を取って頂ければと思います。
東大寺古瓦拓影団扇(3枚組)
高さ:27cm,27.3cm,22.8cm
横:22.8cm
共箱あり
送料無料
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店頭でも同時に販売しておりますので売り切れの際は御了承下さい。
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売約済みとなりました。ありがとうございました。 |
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