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日本の漆の工芸品と言えば
華美で技術力を誇る、蒔絵作品が
挙げられます。海外に誇る日本の美です。
その対極にある漆の美と言えるものが、
簡素で無駄を削いだ作りでありながら
堅牢な、「根来や合鹿椀」などの品では
ないでしょうか。実用品としての時を
経た侘びた美しさを愛でるものです。
当品も、天板の表は黒漆に朱漆が塗られ、
時代を経た美しさを感じます。
本来は寺院などで実用されてきたもの
ですが、飾り台として金銅仏などの
愛玩物を置いても映えるものです。
木製 黒漆朱漆塗
16~17c
箱なし
高30,2㎝
天板径 縦30㎝×横67cm
飾金具(中央側面)の一つが欠損
税送料込
160,000円
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