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ウチでは何げに《お神酒徳利》と呼んでいたけれど、それは本来 一対=ワンペアであるもの。
ご覧の通りこの2本は対ではないので改めて《妻夫とくり》と命名してみよう。
さてこういう美濃もの、ミニチュアがなんの用途で生まれたものか?否、なにかの用に供されたとも思えない。役にたたぬのもまた一興か…
この類いでワラビ文が描かれていたり、織部釉がたっぷりかかって玉垂れになっているなんぞなかなか生意気だ。
肌もしっとり、机の上に転がしておくだけでナンだか気持ちが和む。
江戸初期。こんなに小さくてもやはりクビは飛んでます。
◆ 大:高さ 7,8cm。小:高さ 5,8cm。
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