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江戸前期、寛文~延宝(1661~1681年)頃の藍柿右衛門です。
胴径(最大径):約15.6cm 高さ:約19.1cm 底径:約8.7cm
藍柿右衛門の中でも輸出手といわれるタイプのものになります。
立派な提灯型の壺で、描かれた図がよく見えます。
正面の写真を見ていただくと分かりますが、花鳥の図と、上方の七宝文、下方の剣先文も余すところなく同時に楽しめるのが魅力です。
輸出手であることから、鑑賞されることを計算にいれて製作されたのかと思います。
線の描き方はまだ太く力強いですが、鳥の描き方も後の藍柿右衛門を彷彿させるようなど写
実的な描き方がされています。
(注):全体に甘手、口部にニュウがあります。写真に印を付けましたので、ご確認・了承の上、ご入札下さい。 |
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