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中国景徳鎮窯にて明時代に、日本の茶道家からの特別注文で焼成された特別高級磁器作品”祥瑞”です。所謂、御本作品で、日本から細かい図案や御手本を送って、焼成してもらった特別品なので、同手はありますが、同じ図柄はほとんどありません。全てが一点モノです。しかも、祥瑞作品は全て日本に送られたので、中国本国にはありません。日本にしかないのです。
本作品の図柄構成も初めて見ました。各々は代表的な祥瑞の図柄ですが、この組み合わせと窓絵構成が珍しい。また、裏銘もとても珍しく、大明嘉靖〜製と、極上の古伊万里作品に入れられる”福”のマークが入っています。文字を知らない陶工が御手本の文字が読めなかったのか、墨が滲んで読めなかったのかの理由で、大明嘉靖から製の間をにょろにょろで誤摩化しています（笑）
正面には、幾何学文、竹に鳥、帆掛け船、青海波、亀甲文、松竹梅の五つの窓絵。表面サイドは卍文、松竹梅と草花図、七宝繋ぎ文、裏面サイドは連続草花文、口縁は鉄釉で皮鯨。厚手です。肉厚でずっしりとした重量感、抜群完璧、眼の覚める焼き上がりで青花は青々と輝き、伝世の艶で光り輝いています。はっきり言って文句の付けようがない素晴らしい祥瑞です。本作に色絵が入っていれば三倍か四倍の価格になっています。
更に古格溢れるしっとりとした時代箱に、紫絹張り込み。極上の特別品です。箱には「平鉢」とあります。皿よりも立ち上がりが高く、深いのでそうされたのでしょう。清々しい名品です。祥瑞は古染付の最上級作品で、古染付けの１００倍希少です。南京染付の１０００倍希少です。５０万円という価格は実は全然高くありません。お金を出しても縁がなければ手に入らない幻のツチノコ作品です。特にこの図柄パターンと裏銘がとても珍しい。上がり極上、状態完璧、次第抜群。これは買った方がいいと思います。
産地：中国
時代：明時代
状態：無傷完品
寸法：径約２０．１cm 高さ３．２cm
次第：時代桐箱、内部紫絹張込
税送料込価格 |
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500,000円
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