骨董をもっと身近に fufufufu.com
初めての方 全商品 ログイン 新規登録
 検索/品名  価格 円~ 円  ジャンル

古童 初期伊万里 折松葉文 平盃  

お店紹介

店主紹介

その他の商品

御売約
※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。
     
 
小皿を平盃に見立てた初期伊万里、なによりこれを見かけた時に「あぁ~なんて秦 秀雄好みなんだ!」と思わされました。そしてなんて私好みなんだーともね。秦さんの本に同じものが出ていたわけではありませんが、翁がご存命ならばきっと取り上げたのでは無いかなとそんな風に埒もないことを考えたりするうつわでした。

平皿の周縁に三つの折れ松葉、シンプルにただそれだけ。実にグッとくるじゃありませんか。余計な装飾もなく余白をたっぷりと取った、如何にも黎明期の試作の繰り返しの中で生まれたという初々しさに満ち溢れています。

また魅かれるポイントは裏側にも。蛇の目状の如何にもらしさが満載の高台です。周辺の窯変のピンクのポチポチも、磁器としては欠点なのかもしれませんが、土ものがお好きな方はこんな変化が好ましいところですね。

粗末な杉箱で底板なんかは合板で修理しているようなものですが、いかにもざっかけない昔のコレクターさんの箱という感じで、粗末さがこの場合逆に好ましい。

見込みにニュウが走っているように見えるのですが、これは裏側には通っていないものでした。口縁部に一つ、5ミリほどのごく薄い削げがあります。疵気はかなり少ない方でしょう。もっとも疵があっても見逃せないものではありますが・・。

酒器は筒に限ると仰る方もおられるとは思いますが、すべてがそうでは逆に面白くないでしょう。いろんな酒盃を寄せて愉しむときには一つ、こんな子がいて欲しいと思うのは私だけではないんじゃないでしょうか。

口径9.1~9.2センチ 高さ2.6~2.8センチ

江戸時代初期

御売約ありがとうございます。

 


Copyright (c) fufufufu.com All rights reserved.