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１２−１３世紀に朝鮮で焼成された素晴らしい高麗青磁の鉢です。メインモチーフは白黒象嵌で雲鶴、見込み中央に菊花、裏面四方に牡丹の象嵌があります。文様的には一番ポピュラーな作例ですが、特筆すべきは径が一回り大きいことと、鶴のサイズが尋常じゃないくらい大きく伸びやかな点です。こんなに良い鶴は滅多にいません。
装飾も豪華で全面に緻密に埋め尽くされており、上手の作品だと一目で分かります。残念ながら金直し一ヵ所とニュウ１本、外面に引っ付き跡が一ヵ所あります。それでもとても美しいです。ちょっと良い頭一つ抜けている鉢なので、無傷完品であれば２００万円ー３００万円すると思います。
正直、プロフェッショナルとしては無傷完品を買った方が良いとは思いますが、つまらない典型的なサイズ、典型的図柄の鉢を２００万円で買うくらいなら、傷あるけど白眉の本作の方が価値があると思います。本作には深い魅力があります。美術品として鑑賞も十分できるし、器としても当然十分使えます。径と鶴の大きさがすごく良いです。是非実物を見て欲しいです。画像よりずっといいです。
時代の箱に「つるもやう」とあるのもあるのも乙ですね。
産地：朝鮮
時代：１２−１３世紀
状態：金直し１ヵ所、ニュウ１本、ひっつき跡１ヵ所
寸法：径約２０．５cm 高さ６．６cm
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御売約ありがとうございます |
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