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古美術 吉戸 李朝彫三島草花文瓶  

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朝鮮半島で十五世紀にて焼成された素晴らしい彫三島の瓶です。李朝では世界一の古美術商だと言って良いと思います。私が憧れ、尊敬する世界的名店、壷中居のお取り扱い作品です。この瓶を見た瞬間「頭一つ抜けてるな」とすぐに感じたのですが、折り紙付きの壷中居箱が奥から出て来た瞬間に「やはりな」と思いました。私が目を見張るレベルの李朝作品は大体、壷中居さんのお取り扱い品です。本当にすごいお店です。

このようなタイプの李朝の焼物を別名粉青沙器(粉粧灰青沙器)とも言います。その呼び名は、1930年頃に名付けられたそうです。我々は通常「三島」と呼びます。技法的には、鉄分の多い土にきめ細やかな白土で白化粧を施し、模様を掘り出したり、型押ししたりして装飾してその上から透明釉を掛けて焼成したものを指します。

同じ白化粧でも、白化粧をたっぷり厚く掛けただけのを粉引と呼び、刷毛の跡が印象的であれば刷毛目、鉄絵があれば鶏龍山とか白地鉄絵と我々は呼びます。本作は「三島」です。三島の名前の由来は諸説様々ですが、「三嶋大社」という神社が由来との説を良く聞きます。

本作の魅力はその大らかでありながら美しく均整のとれた姿、たっぷりと、堂々と美しく立つその姿に惚れ惚れします。ゆるくて、ユーモラスで愛くるしいながらに、その品格と格式を損なっていない、白眉の品です。民藝作品なのでともすればだらしなくなりがちなのですが、本作はその品位と美術性の高さをしっかりと保っています。

しかも厳選された本作は無傷で水を一晩張っていても漏れません。油、土臭もありません。なんと言う厳しい基準で数多ある三島作品の中から世界的トップを選び出していたのかと戦慄が走る程に厳しい基準で、一切の妥協無く選りすぐられた作品だけを壷中居さんはお取り扱いになります。とりわけ李朝作品は。

李朝を買うなら、壷中居箱に入ったのを買っておけば間違いない。と良く言われます。私も本当にそう思います。世界的一流店なので、直接は私でも早々は買えませんが、ワンクッションあって市場に出た作品ならばなんとか買えます。壷中居箱に入った作品ならば、いくつでも欲しい。プロフェッショナルの私でさえそう思います。その品格と品質の高さを是非体感してください。

産地;朝鮮半島
時代:15世紀
状態:無傷 水漏れ無し
寸法:高さ約25cm 口径5.5cm 底径9cm
次第:壷中居箱、折り紙付き
 


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