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古童 阿蘭陀 草花文 酒盃  

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江戸の長い間、我が国は諸外国と交渉を持たない、いわゆる鎖国政策を取っていたわけですが、その例外として長崎の出島という制約を設けつつ、細々とオランダとの交易を行っていたのは学生時代の歴史の授業でも習う、よく知られたことと思います。

鎖国時代の日本は外国の文物にまったく無関心であったわけではなく、むしろ普段制約が多くて目にする機会が少ないからこそ、限りなく想像の翼を広げてその品々を興味津々と眺めていたらしいことがわかっています。インドから象が輸入されたときの熱狂ぶりなどが浮世絵版画として残っているところからも、容易にその空気感が想像できますね。

さてインド象はともかく、当時の人々が接することのできるものはやはり陶磁器だったのではないでしょうか。一部の特権階級ではあるでしょうが、旧家のお蔵から彼の地製の陶磁器が組み物となって出てくることがむかしはときたまありましたね。

こちらがいつごろ日本に請来されたかは最早想像するしかないのですが、もともと組み物としてある程度数があったものかもしれません。しかし単独でも貴重な異国渡りの文物、大いに賞玩されてきたものと思います。

コバルトと緑釉で花を描いたもので、華やかでありながらグッと抑えた色調で渋いイメージのうつわ。見込みはシンプルに緑釉でワンポイント、葉っぱのようなものがチョコンと置かれています。

新しい杉箱に収められて、愛らしい包み布やヨーロッパの布帛の風呂敷に包まれて良い仕立になっています。

その時々いろんな気分で変えて愉しめるのが酒器のよさ、その一つにぜひ加えてください。

口径7.7~7.8センチ 高さ4.0~4.2センチ

オランダ17~18世紀頃

口縁からニュウが一つ入っていますが、止められているようで弾いても鳴くようなことはありませんでした。

御売約ありがとうございます。
 


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