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江戸時代に製作された非常に格調高く、雅で華やかな素晴らしい蒔絵文箱です。文箱(ふばこ)とは、書状などを入れて運ぶ箱です。このような豪華な箱に入っていた書状はさぞ、重要な書類が入っていたことでしょう。
外面は高蒔絵で伸びやかな松と梅が全面に描き出され、ダイナミズムとエネルギーに溢れています。内面も梨地という非常に手のかかる高い技法が用いられた上に、桐の紋があしらわれた金具が打ち込まれています。まさに上等品で、江戸時代のウブ箱に納められています。
本作は昭和五十七年七月に東京美術倶楽部の正札会で当時二十万円で販売された作品のようで、当時の札が入っていました。紐が切れたようで、新しく五千円で付け替えたようです。元のウブ紐、包み袋もちゃんと箱の中に入っています。
とても素晴らしい作品で、状態も素晴らしい大変お得な作品となっております。新春を彩るに相応しい名品です。オススメ致します。
産地：日本
時代：江戸時代
状態：極めて良好（時代擦れのみ）
寸法：縦横約２６cm×５.８cm 高さ６.５cm
次第：時代箱、ウブ紐、包み布、正札
来歴：東京美術倶楽部正札会（昭和５７年７月２日、３日）
御売約ありがとうございます |
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