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土佐の高知、尾戸焼の柿釉大海茶入です、ロクロ弾で端正に造られた器体に、腰下を除く全体に柿釉を施し、口辺から胴に掛け、一条流れた飴釉が景色を作って居ます。
蓋は表に象牙と裏に木材？を張り合わせて造られた共蓋です、高台は糸きり高台で糸目がはっきり有り、高台脇には尾戸の丸印が押されて居ます。
尾戸焼は、土佐藩2代藩主山内忠義が江戸時代前期（承応2年）高知城の北側に、藩窯と御庭焼を一緒にした窯を築き作陶したのが始まりで、その後大阪から陶工を招き、森田家と山崎家に引き継がれ、両家の歴代が業を継承して来ました、尾戸焼の作品は茶器が主ですが、現存する遺品は多くは有りません。
【状 態】良好です
【時 代】江戸後期
【寸 法】口径5.0㎝ 高さ5.5㎝
胴径8.0㎝ 高台径3.8㎝
【その他】箱は有りません。
ご売約有難う御座います。 |
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