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白地黒彩梅花文碗
磁州窯系 北宋ー金 12世紀
径12.3cm 高さ7.5cm
箱付 無傷
白地に黒で表された梅の模様が可愛らしいお茶碗です。
北宋末期から金時代にかけて磁州窯系の産地で作られたものです。
白化粧が粉引きのような味わいを感じさせます。経年で出ているシミも嬉しいポイントではないでしょうか。
貫入は内側まで通っておらず、高台の補修に見える部分も焼成時のもので無傷完品と言って良い状態です。土の匂いもしません。
白が爽やかで夏に使うのも良いですし、器形としては冬のお茶、また図柄が梅ですので、その時期に使うのも楽しいお茶碗です。磁州窯のお茶碗では明時代の梅鉢手の茶碗が珍重されてきていますが、こちらももっと早く取り立てられていれば負けず劣らずの評価を得ていたであろうものではないかと思っております。
手に馴染む形も愛着がわきます。
○早々の御売約ありがとうございました。 |
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