お店紹介
店主紹介
その他の商品
|
|
この商品について店主にメール
|
|
|
※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。 |
|
|
|
|
|
踊りを踊る人物が中央に描かれたの蒟醤(キンマ)の箱です。
19世紀にミャンマーで作られたタイプの物で、漆の赤と黒で描かれた人物や幾何学的な模様も魅力的です。
内側には補修としての塗り直しが見られますが外側には経年のヒビはあるものの補修などは無く、この手のものではかなり良い状態といえます。
ちょうどお茶道具をいれる茶箱として使用できるサイズなので、商品名も茶箱といたしました。
もともとはこの中にさらに小さな様丸い合子がいくつか入っており、噛みタバコのセットが入っていたと考えられます。
タイ、ミャンマーで噛みタバコを「キンマーク」と発音し、やがてそれをを入れる容器またはそれを施した線刻文様を指す呼称を日本では「キンマ」と呼ぶようになりました。
このキンマが日本に渡来したのは室町時代中期頃といわれています。日本に入ってきたキンマは南方渡来の一品として珍重され「利休茶会記」の中にも「蒟醬」の記述があり、茶人に珍重されてきました。
このキンマの箱も赤の色が美しく時代を経て落ち着いた古美術品としての品格がある品物です。
このまま飾っておいても良いでしょうし、お茶道具を中に詰めるのも楽しそうです。
中に仕切りが二枚入っておりそれを外すと高さのあるお茶碗なども入れられます。
蒟醤(キンマ)茶箱
19世紀 ミャンマー
外寸:径20.7cm 高20cm
内蓋を外した内寸:径20.5cm 高11.5cm
送料は無料です。
|
|
|
30,000円
|
|
|