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讃岐今昔 黄伊羅保釘彫茶碗  

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黄伊羅保釘彫茶碗です、器体は外側に少し端反(はぞり)し、やや濃いめの黄釉が高台脇まで掛けられ、外側には「ロクロ目」とも「釘彫(くぎぼり)」りとも思える凹凸が有り、景色と成っています、口縁には切廻しや、何ケ所か窯傷の様な「ベベラ」が有ります。
見込みは大きく深く見え、茶溜りにも「釘彫(くぎぼり)」と「兜巾(ときん)」が見えます、釉薬の涙痕や無釉薬の「火間(ひま)」が有ります。
土は茶色で腰下から高台までヘラで大胆に削られ、そこは無釉です、高台はやや高く僅かに竹節状に成って居ます、高台内は「釘彫」と「兜巾」がくっきりと見えます。

「伊羅保(いらぼ)」素地は粘りけがある砂混じりの土のため、表面がざらつき、肌がいらいらしているところから、伊羅保と名が付いたという説がありまます。
「釘彫」高台などの成型時に、ヘラで削った跡が釘で彫った模様に見えるのが釘彫の名の由来です。
「ベベラ」土ぎれの事で、成形時に土が不足して口縁が切れ、別の土で補い直した跡で、 茶人はこれを景色に見立 て、伊羅保茶碗の約束の一つにです。
「兜巾」高台の真ん中の削り痕が三角に尖っている事で、山伏など修験者が額に付けて居る、兜巾に形が似て居るのでそう呼ばれて居ます。
「火間」釉薬が何かの都合で、掛からない箇所で素地が露出して赤く焼けた状態、または、釉が切れたり縮んだりして素地の火色の出た部分の事です。

大きさ  口径 14.0cm  高さ 7.5cm 
     高台  5.7cm
時 代  李朝時代
状 態  口部のヘベラが有ります、良好です。      
収納箱  合わせ箱が有ります。


ご売約有難う御座います。
 


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