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古童 民衆仏 弘法大師坐像  

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民衆仏の愉しさをご紹介し続けてきてもう何体の像をお届けしてきたかなと思うと感慨深いものがありますが、まだまだ初見のものが多いわけで(そりゃそうですよね、専門の仏師ではない人々が作ったもので、それぞれに思いっきり個性が溢れているわけですからね)、いつもながら驚かされることばかりです。

さてこちらはどなた様かな?と最初はわからなかったのです。子供のような僧形のような、そして
何かにビックリしたような表情、手には枕のようなものを持っているし・・。

と考えてきて、そうだ!御手の部分から垂れる衣はやはり僧形、つまり袈裟であろうと。そうすると法華や念仏、密教系いずれにもありますが、信仰の多かった浄土宗では法然、親鸞像が考えられますが、彼らは念珠を持っているのが通例、こちらは念珠には見えないし、これは密教法具ではなかろうかと思われます。つまりは弘法大師さんのお像でしょう。三鈷杵や五鈷鈴など複雑な形状の密教法具を表現するのは素人では土台無理な話し、それでこんな形になっちゃったというところでしょうか。

それにしても口を開けてポカーンとした表情の空海、真言宗の宗祖としての貫禄は何処へやら、近所のいたずら小僧のようですね。江戸時代、修験道が盛んであった頃は密教と習合して、その法具やら陀羅尼やら、多くの作法が修験者に取り入れられますが、このお像もそうしたなかの一つなのでしょう。でも熱心に祈りを捧げられたと思われ、香を焚いたり、あるいは囲炉裏端の神棚に祀られたりして煤をたっぷりと被っています。

民間信仰の遺品はお寺さんで護られて残るということはほとんどなく、個人のお宅で大切にされてきたものが蔵出しの買取で巷間に出てきて、それらが熱心なコレクターさんの手許で愛されて残っていくことが多いかと思います。ひとつひとつは質素なものでも永くご愛蔵頂くことによって次世代に繋ぐことになるでしょう。

今度はご覧頂いているあなたにバトンタッチです。

高さ14.4センチ 横巾8.9センチ

江戸時代頃

背中や台座部分に虫食いで荒れたところがあります。

御売約ありがとうございます。
 


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