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古美術 吉戸 古高取焼徳利  

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御売約
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江戸時代初期、福岡県の鷹取山麓の内ヶ磯窯で焼成されてより数百年伝世してきた、本当に素晴らしい古高取焼の徳利です。無傷完品で寸法も最高で、徳利にも花生にも最適です。艶やかな肌合いや手取りの重量感、見事に掛け分けられた絵画のような釉薬の景色は本家の朝鮮唐津に勝らずとも劣らない洗練された優美を感じさせます。茶碗や水指など決まった器形が多い中で、徳利は希少でありますし、作品そのもの自体が魅力に溢れ、申し分の無い古高取焼の極上品だと思います。高取焼はいくつもいくつも何百も見て何十も取り扱って来ましたが、本作は私の五指に入る素晴らしい高取焼です。

高取焼は福岡県の鷹取山の麓で焼成されたことからその名が着いた、茶陶を専ら生産した名窯です。開窯は1600年、黒田長政が朝鮮陶工を連れ帰り築窯したと言われており、永満寺宅間、内ヶ磯、白旗山、山田窯と時代とともに変化して行きます。内ヶ磯窯は江戸時代初期の最盛期に活動した、高取の名声を世に知らしめた素晴らしい窯で、所謂高取の作風はこの時代に確立されたものです。

本作はかつては朝鮮唐津と認識されており、箱書きにも朝鮮唐津とあります。確かに九州陶に親しみがある方でなければ、上野、高取、唐津の区別は時に難しいかもしれません。かつては、上手の作品は唐津で、そうでないのは上野、高取とされてきた雰囲気もありますが、高取も上野も唐津に負けないし劣らない名作を、沢山ではありませんが間違いなく生み出しております。私は本作が焼成された、高取の「内ヶ磯窯」を取り分け高く評価しており、将来必ず再評価される名窯だと信じております。

同じ時代の朝鮮唐津の徳利だと10倍の値段はするでしょうが、私は勝らずとも全く劣っていないと思います。とても優美で繊細で野性的な力強さもある、とても素敵な本作を是非皆さんに見て頂きたくて出してみました。高取もいいもんがあるなと思って頂けたら嬉しいです。至高の高取を是非よろしくお願いします。

産地:福岡県 内ヶ磯窯
時代:江戸時代初期
状態:伝世 無傷完品
寸法:高さ17cm 胴径9cm
次第:桐箱

早々のご売約ありがとうございます!
 


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