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慶長一九年開窯、内ヶ磯窯（1614~1624）の変形大鉢です。
手取りは軽く、板起し紐積み轆轤成形で作るが、手捏ねと称しても良いような変形が各所に見受けられる、作為性のきわめて旺盛な器です。
釉薬は飴釉の重ね掛けで、釉溜りには青い海鼠が生じ景をなし、高台は三足高台としております。
当時としても形・サイズ等から破格の器だったと思いますが、現代のモダンな空間にあっても全く違和感なく溶け込んでくれそうな造形です。見立ての花器等としてもお愉しみ頂けるかと思います。
無疵・伝世。
後の白旗山窯（1630～）のごく初期の産の可能性もあることをご承知置き下さい。
最大径 37cm
最大高 12cm
江戸初期／共箱
ご売約、ありがとうございました。 |
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145,000円
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